大型秋台風近づき熱波、ツバメの姿なし・七十二候

七十二候

七十二候・玄鳥去(つばめさる)

 七十二候の第四十五候は「玄鳥去」。春先に日本にやってきて子育てをしたツバメは秋に南の暖かい地に向かう。越冬先は東南アジアやオーストラリアまで飛んでいくという。ツバメにとっては日本が故郷となる。」

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 家の軒下に巣を作って害虫を食べてくれるツバメは人々に親しまれてきた。巣立ちをしたツバメはこの時期は田んぼや葦の生えている川沿いなどで見かける。春先は巣作りの場所を探して住宅地を飛び回っている。

 2022年の「玄鳥去」は9月18日。昨年より同じ日だ。残暑は続いているが、空は秋を感じることが多くなってきた。ツバメは住宅地で見かけることはなくなった。ツバメはいないがシラサギやアオサギは元気に田んぼを飛び回っている。

 今年は8月終わりから台風が発生することが多く、沖縄付近に強い風雨をもたらしている。9月14日に太平洋の小笠原諸島のはるか沖で台風14号が発生。大型で猛烈な強さに発達して日本に向かっている。沖縄から九州、中国と日本を縦断するコースが予報されている。北陸は19日から20日かけて接近する恐れがある。18日からは天気も崩れそうだ。17日は青空が多かったが、上空に湿気が多くなっているのか巻層雲が広がるとでハロも見えた。19日は日本海側は台風14号の影響でフェーン現象となり、福井市は午前10時前に32・6度を記録するなどフェン現象で厳しい暑さとなっている。


前の七十二候は鶺鴒鳴(せきれいなく)・9月13日

次の七十二候は雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)9月22日

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