六条大麦の麦秋、梅雨近づき刈り取り進む【七十二候】

七十二候

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)

 「麦秋至」。七十二候の第二十四候。麦が実り。黄金色の実を付ける頃。「秋」は百穀が成熟する頃を意味する。3月ごろ竹の葉が黄色くなる頃を「竹秋」とも呼ばれる。

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麦が黄金色に色づいた田園風景は、麦の作付面積が増え一面麦秋となっている地域もある。

 2023年は6月1日。昨年より1日遅い。初夏の麦秋となった。福井県は麦茶や麦飯など健康志向の食べ物や飲み物となる六条大麦の産地、転作作物として面積が増えている。好天の日が多かったことしは麦の成熟が早く、ほぼ1週間前には麦の刈り取りを終えたところが多い。

 2023年は5月終わりに大型台風が日本に接近、梅雨前線を刺激して5月31日までに近畿、東海以西が梅雨入りした。北陸は28、29日は雨となったが30日から天気が回復して青空が広がり梅雨入りしていない。

1日は台風2号がゆっくりと近づいて梅雨前線を刺激し大平洋側が雨模様となっている。梅雨入りしていない北陸も夜から雨予報がでている。


前の七十二候は紅花栄(べにはなさく)・5月26日

次の七十二候は蟷螂生(かまきりしょうず)・6月5日

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