七十二候

大暑、夏の日ざし強く雲流れ 梅雨明けまだ遠く

二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)  夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。  2020年は7月22日が大暑。しかし今年は梅雨が全国的に長く、まだ沖縄と...
風景

鷹を訓練する時期なのに、まだ梅雨空続く

七十二候・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす) 七十二候の第三十三候は「鷹乃学習」。鷹は日本書紀にも出てくる大型の鳥で肉食の猛禽類。古くから鷹を使った狩猟、「鷹狩り」が行われてきた。  鷹狩りは冬に行われてきたため俳句で...
七十二候

ハスの花咲くころは雨続く

七十二候・蓮始開(はす はじめて ひらく)   7月12日は七十二候の第三十二候、蓮始開。   蓮はハス科の多年生水草。夏、7月ごろに咲く花は仏教で蓮華(れんげ)として尊ばれ、水中の根は蓮根として食べられる。 ...
七十二候

小暑、梅雨末期の雨や曇り空、豪雨多い時期

二十四節気・小暑 七十二候・温風至(あつかぜいたる)  二十四節気の小暑はこの日から暑中に入る。これから盛夏を迎えていく。例年小暑の数日後には梅雨明けを迎えることが多い。一方で梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い時期だ。...
風景

半夏生、むくむくと夏の雲

雑節、七十二候・半夏生(はんげしょう)  ハンゲショウはドクダミ科の多年草で水辺や湿地に生える。ハンゲショウが生えるころを意味する。七十二候の第三十一候、半夏生はでは夏至の第三候。雑節としても残っている。夏至の2つ前が入...
七十二候

菖蒲咲く、アヤメかショウブか

七十二候・菖蒲華(あやめはなさく)  七十二候の第二十九候は菖蒲華。  辞書によるとアヤメはアヤメ科の多年草で、5月から6月に咲く。  ショウブも同じ菖蒲という漢字を書く。アヤメはアヤメ科でショウブはサトイモ科。 ...
七十二候

涼しい夏至の青空 夕日は北西に沈む

二十四節気・夏至 七十二候・乃東枯  太陽が最も北東から上がり、最も空高くなり、最も北西方向に沈んでいく日。太陽は赤道から最も北に離れ、北半球では太陽が一番近い日で、昼の時間が長い日だ。夏至をピークに夜の時間が少しずつ長くなって...
七十二候

梅が熟すころ梅雨の中休み

七十二候・梅子黄(うめのみきばむ)  梅の実が色づくころを表す。七十二候の第二十七侯。2020年は6月16日。  百科事典などによると梅の実は6月の梅雨の時期にふくらみやがて黄色く熟して甘酸っぱい香りの実梅となる。 6月...
七十二候

入梅、青空に雲がくっきり

雑節・入梅(にゅうばい) 七十二候・腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる)  雑節の中でもよく知られている言葉が入梅。暦の上で梅雨に入る頃を差す。実際の梅雨は雨の様子や気圧配置などから気象庁が地域に分けて宣言...
光の芸術

ハロ(暈)の当たり年 連日のように出現

5月14日  今年は太陽の周りに丸い大きな光の輪ができる暈(かさ)がよく出現します。福井県の北部では6月だけで6日までに薄い環も含めると5日間も見かけましたた。 暈は太陽の光が雲の氷の結晶で反射したり屈折したりする結果現...
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