早くも冬の空、ラニーニャ発生を確認 気象庁

冬空

今冬も大雪の恐れ

 気象庁が11月10日に発表した「エルニーニョ監視速報(No.350)」によると「10月の太平洋赤道域の海洋と大気の状態はラニーニャ現象時の特徴を示しており、ラニーニャ現象が発生しているとみられる」という。

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 冬の終わりまで ラニーニャ現象 が「続く確率は60%」。「続かない可能性は40%」で、ラニーニャが長続きしそうだ。

 ラニーニャはペルー沖の赤道付近の海水温が低くなる現象で、日本では冬の寒さが厳しくなり北陸地方など大雪になる恐れがある。北陸三県各地で積雪が1メートルを超え福井県の国道8号線などで大規模な交通立ち往生が起こった2018年の豪雪、ことしの2021年大雪もエルニーニョが発生していた。

 気象庁の発表にあわせるかのように11月10日は寒気が南下して寒くなった。黒雲が空を覆いまるで冬のような空模様だった。雷がなり時々冷たい雨が降った。

気象庁のエルニーニョ監視速報(No.350)

夜には雷とともにあられが降った。

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