二十四節気

地味な「小満」草が伸び緑が深く

二十四節気・小満 立夏の15日後にやってくる二十四節気が「小満(しょうまん)」。 二十四節気の中ではあまり知られていない地味な暦言葉だ。 小満は「すべてのものが次第に伸びて天地に満ち始める」の意味。立夏が過ぎ気温が上がり作...
二十四節気

さわやかな青空 立夏

二十四節気・立夏 七十二候・蛙始鳴(かわずはじめてなく) 旧暦の暦の上で夏が始まる。2018年は5月5日。「端午の節句」、国民の祝日の「こどもの日」と重なる年が多い。 夏の初めだけにまだ涼しげな気候で俳句にもさわや...

八十八夜、新緑が鮮やか、田植えも

雑節・八十八夜   「夏も近づく八十八夜」と文部省唱歌でおなじみの「八十八夜」は雑節の一つ。立春から数えて88日目の日を表す。2018年の立春は2月4日。八十八夜は5月2日。  「88日の別れ霜」という言葉...

春土用、肌寒い一日だった

雑節・春土用入り 2018年4月17日は雑節の「春土用入り」。 「土用」は季節の変わり目を象徴する年に4回あり、ウナギを食べる風習がある夏の土用が広く知られている。 「土用」は季節の変わり目を象徴する雑節で春土用は...
二十四節気

穀雨でも晴れ続き、でも田んぼには水

二十四節気・穀雨  1年を24に分けて季節を現す二十四節気のうち、春の最後の節気だ。2018年の穀雨は4月20日。  世の中が明るく春らしくなる清明から15日。穏やかな雨が降り、穀物が芽吹き成長していく。そんな意味合いが...

彼岸明け、好天墓参り日和

雑節・彼岸明け 雑節の春彼岸は7日間。2018年は3月18日から3月24日まで。3月24日が彼岸明けだった。 雑節の中でも仏教との結びつきの強い彼岸は中日の春分の日を中心にその前後に墓参りをする人が多い。しかし今年は彼岸...
雑節

社日、地域の神社をまつる日

雑節・社日(しゃにち) 社日は土地の守護神である産土神(うぶすながみ)をまつる日。春、秋に1回ずつあるが、雑節の中でもあまり知られていない。恥ずかしながら筆者もことし初めてこの日のことを知った。 いつも使っているスマホ用のデジタ...
二十四節気

春分、太陽は見えず寒い一日

二十四節気・春分 春分と秋分は太陽が真東から上がり真西に沈む日。昼と夜の長さがほぼ同じになる。春分はこの日を境に昼の時間が長くなっていくのに対し、秋分は逆に夜が長くなっていく。日の出の場所は南東から北東へ、日没も南西から北西へ...

「彼岸の入り」夕日は西へ、暖かさ戻る

3月18日は2018年の雑節の彼岸の入り。 彼岸は仏教用語で現実世界の此岸(しがん)に対し理想の世界を彼岸と呼んだ。理想の世界「極楽」が西方浄土、西にあるということから出てきた言葉だ。雑節の彼岸は春と秋の2回ありそれぞれ7日間...
二十四節気

二十四節気・啓蟄 少し寒さ戻るが雪消える

啓蟄・二十四節気 冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくるという意味のある啓蟄。旧暦の2月の二十四節気のこよみ言葉だ。旧暦で春は1月から3月。春に6つある二十四節気の3番目。そろそろ春本番が近づく。 2018年の啓蟄は3月...
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